OpenSSH:ssh「config」汎用的設定

Linux, Mac OS X, Cygwin ともにOSを問わず、汎用的に使えるssh「config」紹介します。(2013/10/05作成)

カタツムリ stux / Pixabay

1.設定

$ vi ~/.ssh/config
Host *
    ControlMaster auto
    ControlPath ~/.ssh/mux-%r@%h:%p
    GSSAPIAuthentication no
    Compression yes
    CompressionLevel 9
    Cipher arcfour256
    ForwardAgent yes
    TCPKeepAlive               yes
    ServerAliveInterval        180
    ServerAliveCountMax        3

2.解説

ControlMaster auto …
セッションを束ねる設定。パスワード入力が必要なサーバーにssh接続時、コネクションを張る初回のみの入力で以降省略できることは便利です。

GSSAPIAuthentication no …
ssh接続確立が遅い場合の対処方法です。GSSAPI認証を行いません。

Compression yes …
圧縮を使用するかどうかの設定です。「CompressionLevel」で圧縮レベルを設定します。

Cipher arcfour256 …
プロトコル バージョン2 で許可される暗号方式を指定します。「arcfour」が一番高速だと言われているようです。

ForwardAgent yes …
agent forwardingを常時使えるようになります。つまり「-A」オプションが不要になります。

TCPKeepAlive yes …
keepaliveを有効にします。

ServerAliveInterval 180 …
180秒毎にサーバーにメッセージを送ります。環境によって通信が切れてしまう場合に有効です。「ServerAliveCountMax」試行回数を設定します。(デフォルト: 3回)

以上

About yoshimasa

埼玉県さいたま市在住、2男3女のパパです。Linux系の技術情報を中心にまとめています。1978年2月生まれ。