Google Chromeのキャッシュの保存先を、SSDなどの高速ドライブに変更すれば、表示速度の高速化が期待できます。(2016/12/11作成)
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1.環境
>ver Microsoft Windows [Version 10.0.14393]
2.作業前
Google Chrome は、Chrome常駐プログラムも含め、一旦終了します。
3.暫定対応の場合(ショートカットにキャッシュディレクトリのパス指定)
キャッシュファイルの保存先を変更は、Google Chromeを起動する際に「–disk-cache-dir=”<保存先>”」オプションを付与します。具体的には、Google Chromeのショートカットを作成し、リンク先にオプション末尾に追加します。
例) "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disk-cache-dir="X:\ChomeCache"
4.恒久対応の場合(キャッシュディレクトリをmklinkでシンボリックリンク)
1)Google Chromeのデフォルトのキャッシュ保存先を確認する
%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache ※ %USERPROFILE%は環境変数。一般的には、C:\Users\<ユーザー名>
2)デフォルトの「Cache」ディレクトリは、リネーム(または削除)します。
3)コマンドプロンプトにて下記コマンドを実行する
>mklink /d "C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "<保存先>"
※ <ユーザー名><保存先>は、読み替えください。コマンド実行後「…シンボリック リンクが作成されました」となればシンボリックリンク作成されています。
5.作業後
キャッシュ保存先変更後、Google Chromeを起動させます。
以上