Windows 10:Google Chromeのキャッシュ保存先を変更する

Google Chromeのキャッシュの保存先を、SSDなどの高速ドライブに変更すれば、表示速度の高速化が期待できます。(2016/12/11作成)

qimono / Pixabay

1.環境

>ver
Microsoft Windows [Version 10.0.14393]

2.作業前

Google Chrome は、Chrome常駐プログラムも含め、一旦終了します。

3.暫定対応の場合(ショートカットにキャッシュディレクトリのパス指定)

キャッシュファイルの保存先を変更は、Google Chromeを起動する際に「–disk-cache-dir=”<保存先>”」オプションを付与します。具体的には、Google Chromeのショートカットを作成し、リンク先にオプション末尾に追加します。

例) "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disk-cache-dir="X:\ChomeCache"

4.恒久対応の場合(キャッシュディレクトリをmklinkでシンボリックリンク)

1)Google Chromeのデフォルトのキャッシュ保存先を確認する

%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache
※ %USERPROFILE%は環境変数。一般的には、C:\Users\<ユーザー名>

2)デフォルトの「Cache」ディレクトリは、リネーム(または削除)します。

3)コマンドプロンプトにて下記コマンドを実行する

>mklink /d "C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "<保存先>"

※ <ユーザー名><保存先>は、読み替えください。コマンド実行後「…シンボリック リンクが作成されました」となればシンボリックリンク作成されています。

5.作業後

キャッシュ保存先変更後、Google Chromeを起動させます。

以上

About yoshimasa

埼玉県さいたま市在住、2男3女のパパです。Linux系の技術情報を中心にまとめています。1978年2月生まれ。