VirtualBox ホストオンリーネットワーク(Host-Only Network)が、アップデート実行後に設定変更となりホストOSからゲストOSに接続できなくなる場合があるようです。その対処方法をまとめてみます。(2014/03/24作成)
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0.環境
Virtualboxのバーション 4.3.8-92456-Win
1.現象
ゲストOSのネットワークは「ホストオンリーアダプタ」で、ホストOSからゲストOSへの通信「192.168.56.101」に接続できない。
VirtualBox ホストオンリーネットワーク とは…
ホストオンリーアダプターでは、ホストマシンと仮想マシン間でのみ通信可能なホストオンリーネットワークと呼ばれるネットワークを利用できます(外部との通信はできません)。
2.原因
ホストオンリーアダプターのIPv4アドレス「196.254.147.20」やIPv4ネットマスクが[255.255.0.0」と勝手に変更になってしまうことが原因。このような現象となった場合、既存のホストオンリーアダプターの設定を変更しても、再度設定が戻ってしまうことがあった。
3.対策
以下手順にて新しいホストオンリーアダプタ「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #2」を追加します。
1)VirtualBoxのメイン画面「ファイル」>「環境設定」を選択します。
2)「VirtualBox – 設定」画面が表示されたら左側ペインの「ネットワーク」を選択します。
3)ホストオンリーネットワーク内の「+」が着いたアイコンをクリックして、アダプタを追加します。
4)新設されたホストアダプターの「アダプター」「DHCPサーバー」を以下スクリーンショットを参考に設定します。
以上