Macファイルシステムでは 自動で「Finder」には見えない不可視ファイル(隠しファイル)が作成されます。「.DS_Store」や「._」で始まるファイルがそれに該当します。これらのファイルは、Windows等の他のOS環境 や svn/git等のバージョン管理システム でファイルを扱う際、敬遠されます。対策として、コンソールから「find + xargs」コマンドを使用して一括削除する方法があります。(2017-01-07作成)
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.DS_Storeとは
OS Xで作成された独自の形式の隠しファイルです、アイコンの位置や表示設定などのフォルダ表示オプションに関するメタデータを保持しています。 デフォルトでFinder上でもリモートシステム上でもアクセスするすべてのフォルダに. DS_Storeファイルが作成されます。
findとは
ファイルやディレクトリを検索する。
xargsとは
ファイル名の一覧を標準入力から受け取り、そのファイル一覧を任意のコマンドに引数として渡す。
1.カレントディレクトリで実行する場合。
ファイル確認
$ find ./ \( -name ".DS_Store" -or -name "._*" \)
ファイル削除 ※注意)実際にファイルが削除されます。
$ find ./ \( -name ".DS_Store" -or -name "._*" \) | xargs rm -rf
以上